2023年7月16日(日) テーマ:「財産目録の注意点」
HAPPY STYLE番組内で、相続についてのお話を交えたお知らせをしています。
16日の放送では、【財産目録の注意点】というテーマでお話させていただきました。
内容を一部ご紹介♪
日々色々なご相談を受けるのですが、相続について不安だけれど、何が不安かわからない、何がわからないのかわからない、そういったご相談が多いのも事実です。
そんなときには、まずは現状把握。財産目録をつくるところから始めてみるのがいいと思います。
どこに何があって金額がいくらでと一覧表をつくって、誰に何を渡して…とまとめていくと、「相続税がかかるかかからないか」、「相続税がいくらかかるのか」、長男と次男とでこんなに差が出る!とか、平等になっているな、とか、色々な問題点がわかるようになります。
財産目録をつくるときの注意点は?
すべての財産を洗い出す。
土地の中には一定の金額以下で固定資産税がかからない土地もあるのですが、固定資産税が仮にかかっていなかったとしても相続税の対象にはなります。
〇〇県に山がある、ではなく、〇〇市に山がある!という情報はきちんと共有しておくことが大切です。
預金関係での注意点は?
最近はインターネットでの取引も多くなり、通帳がない、というケースもでてきています。
万が一のとき、家族が全くわからない、ということを避けるためにも、通帳がないインターネットの預金も「〇〇銀行〇〇支店 口座番号」という情報を共有しておきましょう。
また、家族の預金でいわゆる名義預金といわれるものがないかどうかも一緒に確認できるといいと思います。
保険にも注意が必要です。
保険については、契約者、被保険者、保険金受取人、この3つが違うことによって、所得税、相続税、贈与税とかかる税金が変わります。
財産目録を作ることによって何が問題かということに気づくことができます。
相続税がかかるのか、相続税がすぐに現金で払えるか、分け方が偏りすぎていないか…等、いろいろなことがチェックできます。
ぜひ今回お伝えした内容に気を付けながら財産目録を作っていただけるといいな、と思います。
【次回の放送】
7月30日(日)朝8:00~8:30のうちの相続コーナー担当です。
相続・贈与のご相談もぜひローズパートナーまで 贈与も含めた、確申のチェックは
【不動産のプロフェッショナル】松浦平憲と、 【相続税のプロフェッショナル】久野綾子税理士が行っております。
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